INTERVIEW

SPC DREAM TEAM「World One 2019」Director ロングインタビュー SPC DREAM TEAM「World One 2019」Director ロングインタビュー
「World One」 Director 小野寺 亮

SPC DREAM TEAM「World One 2019」Director ロングインタビュー

昨年のショーの振り返りというところで、裏側やドラマを教えてください。

 

 

小野寺:

去年のWorld Oneは今までと変わって、川崎実行委員長が初めてスタイリングコレクションのオープニングでWorld Oneのショーをやりたいという願いがあり、選手たちの士気が一番上がっている時間帯に、ど頭でショーをやるというのが今までのショーとの一番の違いでした。全国を勝ち抜いてきた選手たちにショーを見せないといけないという点で、スタイルのクオリティーのハードルが一番高かったと思います。そういったテーマの中で出た選手たちは、結構大変だったと思います。コンテストが始まる前の緊張感や高揚感がある中で見せるショーとなると、すべるものや、しょっぱいものをやるわけにはいかないので。1st、2nd、3rdよりも、一番モード感があるものに絞って、地毛のモデルさんのカットだけに絞っていました。決められた時間内でスタイルを作るという点では、参加したメンバーもトレーニングを本当に重ねて当日を迎えたんじゃないかなと思います。

 

菅原:

World Oneの1stから4thまである中で、毎回World Oneメンバー内でLINEグループでの、連絡・コミュニケーションのやりとりを小野寺さんがすごく大切にしていまして。LINEグループにメンバー全員がアイディアや意見を出し惜しみなくどんどん上げることで、メンバー間での壁を取っていくところから始まってるっていうことを、去年はすごく強めていました。モデルの選別や衣装もそうなんですけど、それぞれ立ち位置があり、そのトップがばんばん発信していくので、気付いたらメッセージ数100とか当たり前に超えてるくらい。とにかくみんなでやりとりして、コメントが出づらいなっていう人にもちゃんと振りながら、全国から集まっているメンバーなので、なかなか集まれないじゃないですか。なので限られた中でやりとりして、最大限それを生かしてますね。裏側のWorld Oneはとにかくすごいです。それに尽きます。

 

阿部:

World Oneには4回出させていただいているのですが、1回目出させていただいたときよりも、やはりこの前の4回目のときは何よりも練習でした。自分がここまでできた、これで大丈夫だろうっていうのは、人を感動させるときには到底届かないっていうのを1回目から3回目まですごく感じていたので。ただやるだけではなくて、どういう風に見せたら、どういう風に相手に伝わるかっていうのを考えながら、練習を日々、夜中までやりました。メンバーの報告がLINEにポンポン届いて、「あの人がこれだけやってる、まずいな」とか。いい意味の危機感を持ちながら、2カ月毎日練習をしていました。

 

小野寺:

一番練習する選手で。本当にWorld Oneとしては、もう毎日撮影するようになったりとか、モデルさん頻繁に声掛けるようになったりとか。本当によく頑張った選手です。

 

 

 

 

 

今年のショーのテーマについて見どころやポイントを教えてください

 

 

小野寺:

かっこいいだけのヘアショーは他の所もいっぱいやっていて、素敵だなと思っているので、World Oneの場合、モデルがかっこ良く歩くというのも大前提であるのですが、スタッフにもフォーカスしています。そういう部分の表現力は他のヘアショーとは違うものができるんじゃないかなと思います。だから一人一人をめっちゃ見てもらいたいっていうのがありますね。
僕もいろんなサロンさんのプロデューサーをしていますが、どうしても勝ち負けだけのヘアショーってなっていくと、ショーの完成度を追えば追うほど、かっこ付けたショーになってしまうので、なかなかスタッフにフォーカスしづらくなってしまうんです。
それがチームでありながら、一人一人を目立たせながら、なおかつショーとしても成り立たせていく。SPCであるサロンの垣根を越えたり、一人一人のキャリアを越えたり、そういう掛け算がこんなふうになっていくっていうところを見せたいなと思っています。
World Oneってそういうヒューマンドラマがあるんですよね。
「自分があのステージに立ったらどうだろう」、「このモデルと一緒に出てみたいな」っていうところを頭に入れながらショーを見てもらうと、より想像力が増すショーになっていると思います。

今年のWorld Oneチームの特徴はありますか?

 

 

小野寺:

今年のチームは牧口実行委員長に替わって、美容の楽しさをWorld Oneを通して見せようっというところで、歴代メンバーが半分、全く新しいメンバーが半分、更にちょうど良いことに男子半分、女子半分という中で、どんな化学反応が起きていくかなというのが今回の特徴ですね。World Oneをやってきた中で、1stから4thまで僕はステージのメインで結構やらせてもらったんですけども、今回僕は全くステージに立たず、完全プロデュースにまわるつもりでいます。
ステージに出るスタッフたちがどれぐらい最大限輝かせるものを見せれるまで引っ張れるかなっていうのが、今回の特徴かなと。今、新しいメンバーも緊張とわくわくといろんな気持ちが混ざって大変だと思います。新しい子たちの勢いとかエネルギーってすごくて、歴代メンバーも「やべえ、うかうかしてらんない」みたいな。そういう新しいエネルギーってすごいなと感じてるので。ステージができるまでの1カ月半どんな物語ができていくかっていうのを、僕は今年の特徴として見ています。それが叶えば、また来年さらにもっと新しいメンバーを入れたり、下手したら美容学生も入ってるWorld Oneも作れるんじゃないかなとも思っていて、そういう意味で今年キーになる子たちがいっぱいいるのが、面白いなと感じています。
彼女(鎌田)なんてこう見えて、あのサンバの選手なんです。ブラジルの。だから絶対、表現力すごいんですよ。

 

鎌田:

美容師しながらサンバをしてます。今年は2回目っていう
のもあるので、引っ張っていかないといけないなっていう思いもあるので。頑張ります。

 

菅原:

World Oneは、とんでもない。とんでもないメンバーが集まっています。

 

小野寺:

本当に。彼女(鎌田)のサロンにセミナーで行っていて、アシスタントの頃から知ってるのですが、スタイリストになりたい感じではなかったんです。当時の店長や先輩マネージャーさんたちからそれを聞いていて、でもこの子すごくセンスがあるのに、スタイリストにならなかったらもったいないと思っていました。そんなころから知っていて、今ではトップスタイリストになっています。売れっ子で会社を代表するような人気スタイリストで、なおかつサンバまでやっちゃって。スタイリストになろうとあんまり思っていなかったけど、今じゃ逆にみんなを引っ張って夢を与えてるみたいな。そういうのすごい、いいなと思います。だからサンバを見たときは、よりびっくりしました。なおかつWorld Oneのメンバーと結婚したんです。そういうドラマがあるのも僕はすごくすてきだなと思います。

新メンバーの方の意気込みをお聞かせください。

 

 

小野寺:

長野の奥地から来てね。

 

成澤:

はい。長野から来ました。とにかく美容が大好きなので、それだけはしっかり表現したいです。

 

 

小野寺:

次は岐阜代表。

 

金津:

岐阜どこって思われてるので出たことによって、ちょっと岐阜も宣伝したい。そして自分自身も全力疾走で頑張りたいです。

World Oneならではの魅力をお聞かせください。

 

 

阿部:

自社だけでは越えられない、自分の限界を超えられる場所ですね。

 

小野寺:

彼の所属するサロンは、5年前はまだクリエイションっていうものが会社になかったんです。なのでヘアショーや撮影も全
くゼロのところから。本当にとても頑張っていて、今では撮影も定番になっているし、ヘアショーにも出て、いいもの作っている。
全体を引っ張っているリーダーですね。僕はすごいなぁって陰ながら思っています。

 

菅原:

99度の水から100度になれることです。蒸発する場所というか。なかなか上げれない熱量をこのLINEとかみんなで集まったとこを通して、絶対普段見れない光景だったりとか、見れない自分にも会える場所だと思うんです。終わった後に「ああ俺できんだ。」とか「私できんだ。」とか絶対なるぐらい。本当泣けちゃうぐらいのヒューマンドラマがある場所だと思います。

 

鎌田:

この集められてる3カ月の間で、最終的には本当に笑って楽しんで泣けるぐらいまでの、いろんな感情が最終的に得られるチームだと思います。

 

成澤:

毎年全国大会に出場して、World Oneのステージを見て、どうやったらあそこに立てるんだろうとずっと思っていました。なのでWorld Oneに参加する機会があると聞いたときに、すぐに応募させていただいたんです。本当に改めてすごいところに来てしまったっていう。なので頑張ります。

 

金津:

私もまだクリエイティブとか、撮影とかが進んでないので。ここに入ったことによって皆さんから感じられることを学んで、自分自身もすごい成長していきたいなと思うので、このメンバーに入ったのがもうやばいです。

World Oneに取り組む心境、どういうモチベーションで臨んでいるのでしょうか?

 

 

鎌田:

World Oneのメンバーは、頑張るのが当たり前なんですけど、自社に帰ったときに、なんかやってるなって思われるんじゃなくて、少しでもお店のみんなに手伝ってもらい意見を聞きながら、自分一人でこのWorld Oneに入ってやるステージではなくて、お店のスタッフも巻き込みながら、頑張りたいなと思います。

 

金津:

World Oneに参加することで、サロンワークに生かされる部分がたくさんあると思うので、同じ環境で鍛えてる仲間や後輩に伝えれるように頑張りたいです。

 

菅原:

日々のサロンワークがなければWorld Oneや他のクリエイティブもないという考えを小野寺さんに教えていただき、自らも発信しています。常に意識することはヘアショーのことよりも営業でどうしたら良いチームワークを組めるかとか、上下関係、関係なくいかに営業で結果が出せるかです。日々の結果がそのままクリエイティブに繋がるかなと思うので。まず日々のサロンワークをしっかり取り組み、会社に恩返しをして、宣伝する場所だったり、憧れる場所がWorld Oneだと教わりました。そこの考え方は絶対ぶれずにやっています。

 

成澤:

World Oneに出て、自分自身も成長したいし、それをスタッフにも伝えていきたいですね。サロンワークにもつなげていきたいなと思っています。

 

阿部:

小野寺さんがよくおっしゃる、ヘアショーだけのための技術を見せるとかではなく、サロンワークでどれだけお客さま一人一人に似合うヘアスタイルを提案したり、実際に作ったりというところを見直す部分でもあるので。ショーがあるというのもありますが、サロンワークを一層この2カ月で、より高いレベルにしていって当日に臨むモチベーションの中で常にいます。

World Oneの今後の展望、SPC内外で取り組んでみたいことはありますか?

 

 

小野寺:

World Oneを作り出したときからのコンセプトで、世界一という言い方もありますが、1番2番という表現ではなくて、世界は一つという意味でWorld Oneなので。僕の師匠であり会長である横山義幸も、世界は一つという表現をしていました。美容業界が盛り上がり、僕らが楽しんでいることで、何か世界がハッピーになっていったらいいなと思います。
今はスタイリストだけですけど、その概念を壊したときに、美容学生さんが入ってもいいし、ママ・パパ美容師や子どもたちまで。あとは国を超えていろんな人たちが一緒にできてもいいと思っています。それこそファッション業界や音楽業界、エンターテインメント、ダンスなどいろんな人たちとコラボレーションしてもいいんじゃないかなと思うので。何か美容業界で、ただかっこいいショーをやるだけじゃなくて、もう一個先の何かいろんなエンターテインメントに挑戦していくのが今後の展望じゃないかな。多分それを予想して彼女(鎌田)はサンバを取り組んでるんじゃないかな。

 

菅原:

そうなの?早いな。

 

阿部:

随分前から。

 

菅原:

ブラジル?そうすると。

 

鎌田:

そうです。

 

小野寺:

なので、そういった意味でネイリストでもアイリストでも着付けする人でも、本当に美容に関わる人から入っていって。カメラマンとステージで一緒にするっていうのもありかもしれないですし。そういうコラボレーションするものの魅力みたいなものとの掛け算をしていけるんじゃないかなと思っています。いろんな能力ある人がいっぱいいるので、飲んだ後カラオケ行ったらめっちゃ歌がうまいかもしれないですし、もしかしたらマイク離さないかもしれないですし。そんな歌のうまさもステージで披露してもいいのかもしれないですね。そういう無限の可能性があるのがWorld Oneでいいんじゃないかと思っています。

 

 

 

World One 5th Member

写真 L to R

 

有限会社ベルファミリー(埼玉) 阿部 公輔

LUCIDOSTYLE BOGL(岐阜) 金津 冬美

Neolive(東京) 小野寺 亮

soin de brace 芦屋店(兵庫) 鎌田 祐香

株式会社Regatta(長野) 成澤 のぞみ

有限会社ケーズ(千葉) 菅原 浩二

 

 

World One 5th 協力 : MILBON

 

 

 

小野寺 亮
小野寺 亮
Neolive Luca 代表取締役

横山義幸氏、かやき氏を師匠に持ち、学んだ哲学、普遍のデザインをベースに年間100本以上のセミナー講師も取り組む。SPCサロンの受講生は実に500名以上に及び、受講生からコンテストでの優勝者が次々と生み出されてる。文武の2道を探求し、売れるスタイリスト創りや地域別の新規集客方法なども、手懸ける。